( Version 2: 2000年4月リリース )

 

1970年代後半、日本がまだ質より量を重視し外国が今ほど身近に感じられなかった時代に、中学生・高校生の間で海外短波放送を聞くことが爆発的に流行しました。私も同級生やSONYのかっこいいTVコマーシャルにのせられてラジオを買ったミーハーですが、奥が深いこの趣味に5〜6年はのめり込みました。遠い国からの電波を受信することに加え、放送局に投書したり、同好会を作ってミーティングや受信コンペを兼ねたキャンプを開催したり、ラジオやアンテナを作ったり、研究成果を雑誌に投書したり、見知らぬ国の言葉にチャレンジしたりと、実にいろいろな楽しみがあった世界です。
私は1977年6月頃ラジカセの短波バンドで日本語放送を聞くことから始め、11月には待望のNational Proceed 2800を買いました。これは受信周波数をデジタル表示する操作性のよいラジオで、感度・安定感ともラジカセとは比較にならないものでした。特にヨーロッパの名局の番組を聞いたり、アフリカのローカル局をマニアックに追ったりすることに熱中しました。大学生になるともっとネアカな趣味が増えて一旦熱が冷めましたが、海外出張に追われるサラリーマンになると再び携帯用短波ラジオを持ち歩くようになりました。1998年は仕事でずっとジャカルタにいましたが、有事に備えてNRD-345を自宅に準備していました。そして困ったことに、これが5月のインドネシア暴動時、Radio Japanを受信するのに大いに役に立ってしまったんですよね!このNRD-345は、シンガポールに引越した今でも使っています。
このホームページに載せたいことはいろいろあるんです。今回はVer. 2として、従来のベリカード画像に加え、各局のインターバルシグナルとRadio Japanの各国語による局名アナウンス集を追加しました。原則1977年〜80年頃に録音した旧いもので、中にはもう聞くことのできない貴重なものもあります。そのうち、アメリカ駐在時代に残した受信ログ( 中南米の珍しい局がいっぱい )なども載せます。いや、載せられたらいいなあ...。げげっ、時間かっかりそっ!
それでは、今の自分に大きな影響を与えた、そしてこれを読んでいるあなたにも大きな影響を与えたはずの楽しいBCLの世界に「ズ〜ム・インっ!」

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